3/9(Sun) |
この日は朝食の席の話し合いで夕食まで各自別行動を取ることになった。
iPhoneの天気アプリによれば、台北は相変わらずの雨、高雄(Kaohsiung)は曇り時々晴といった感じの予報が出ていた。
松ちゃんが台灣高鐵(HSR)に乗って臺灣桃園國際機場(Taiwan Taoyuan International Airport)まで往復すると言っていたので、それに便乗して私は高雄(Kaohsiung)まで行ってしまうという手もあった。
しかし、それでは単に行くだけでトンボ帰りしないといけなくなるので、2013年2月の台湾旅行から気になっていた中壢(Zhongli)へ行ってみることにした。
桃園縣觀光行銷局の観光マップの中壢市(Zhongli City)のページ(日本語)に、「中壢市は清代から台北と新竹で商業往来の際に必ず通る場所で、桃園南部の「へそ」でもあり、桃園で最も繁栄してきた都市です。桃園市と比べ物価が安く、おいしい食べ物や商店街も数多くあります。」と書かれているところだ。
台北から中壢(Zhongli)までは臺鐵(Taiwan Railways)の區間車(Local Train)で約50分、對號列車(Express
Train)だと約40分の距離だ。
ちなみに、翌日は私もこの日の松ちゃん同様、桃園空港まで高鐵(HSR)と統聨客運(30元=100円)を乗り継いで行くので、あらかじめ高鐵(HSR)の指定券(175元=600円)だけ買っておいた。
台北を10時47分に出発して中壢(Zhongli)に到着したのは11時35分、對號列車(Express Train)しか英語の車内アナウンスはないものと思っていたが、今では區間車(Local
Train)でもアナウンスが入る。(運賃:57元=190円)
台湾の鉄道もだいぶ変わったものだ。
中壢(Zhongli)で下りて、駅構内の観光案内所でパンフレットをもらう。
外国人が頻繁に来るような町ではないせいか、中国語のものしかない。
ざっと見たところ観光名所らしきところはなさそうで、食事をしてマッサージをしてもらったらやることはなさそうな感じだ。
以前から気になっていた割には拍子抜けするような町で、私としては臺鐵(Taiwan Railways)を使った際の、桃園空港行きバス(桃園客運/Taoyuan Bus 5089番)への乗り継ぎ以外で来ることはなさそうだ。
それでも日本語が通じる茶店があるところはさすが台湾、おそらくここへ来る日本人は珍しいから先方もびっくりしたことだろう。
マッサージに関しては可もなく不可もなく、台北に比べると価格が安いのが魅力だと言えようか。
中壢(Zhongli)を出たのは午後5時過ぎ、車内はかなり混んでいて、日曜日の夕方の列車は台北方面へ帰る人でごった返していた。
私たちの泊まっている台北福泰桔子商旅-西門店(Forte Orange Business Hotel Ximen)はMRT(捷運/Jieyun)の板南線(Bannan Line)・西門(Ximen)のすぐそばにあるので、台北まで行かずに板橋(Banciao)で乗り換えた方が便利だ。(中壢-板橋 46元=160円)
何より、板橋(Banciao)の方が台北に比べて駅構内の混雑度が低く、乗り換えの際のストレスが少なくて済むからだ。(参考:ブラックジョークの方程式-2013年7月20日-シンガポール化する台湾とギリシャ化するアメリカ)
元々、帰りは板橋(Banciao)で列車を乗り換えようと思っていたし、乗り換えたMRTは空いていたので快適な移動ができて良かったと思う。
午後6時半、それぞれの観光日程を終えた私たちは夕食の前に、艋舺龍山寺(Mengjia Longshan Temple)と華西街觀光夜市(Huaxi
Street Tourist Night Market)に繰り出した。
龍山寺(ongshan Temple)は台北の定番観光地、夜のライトアップが綺麗で、多くの人が来ている。
多くの御利益があると言われる龍山寺(ongshan Temple)だが、やはり一番人気は金運の神様、さすが台湾人、というか中華系の人はそういう傾向があるのだろうが、いつ来ても行列ができている。
投資仲間の達也さんは並んでお参りするのかと思いきや、あっさりと通過して本堂の方へ、神頼みはしなくとも大丈夫というわけか。(笑)
夕食はホテルの近くの瘋麻辣頂級鴛鴦麻辣火鍋(Feng Ma La Yuanyang Hotpot)を再訪した。
2日前に三本さんと行ったところと同じ店だ。
前回は片言の日本語が話せるウェイトレスがいたが、今回は英語が堪能な男性スタッフが私たちの担当だった。
周囲は地元も若者で賑わっていて、この店の人気の程が窺える。
値段も1人604元(2,050円)とリーズナブルで、2時間食べ放題というばかりでなく、ビールやデザートまで付いているところが嬉しい。
今回の台湾旅行は天気には恵まれなかったが、目的の一つであるグルメ旅行が堪能できたので良しとしようか。
瘋麻辣頂級鴛鴦麻辣火鍋(Feng Ma La Yuanyang Hotpot) (2時間食べ放題) |
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