3/8(Sat) |
私たちの泊まった台北福泰桔子商旅-西門店(Forte Orange Business Hotel Ximen)は、朝食の提供が7時から10時までなのだが、それ以外の時間帯でも朝食会場となる地階のラウンジは解放され、コーヒーや紅茶などが飲めるようになっている。
朝早い出発のときは使い勝手がいいと思う。(参考:台北ナビ-オレンジビジネスホテル西門店)
私たちは8時と、意外に早い(!?)時間帯にレストランに集まって今日の予定を話し合う。
あいにくと雨が降り続いているのでテンションは上がらないが、台湾へ来たのが初めてという松ちゃんに合わせて午前中は3人で市内観光をすることにした。
出発は9時半、まずは西門(Ximen)にあるホテルから徒歩圏内にある中華民國總統府(Office of the President, Republic
of China)と國史館(Academia Historica)に行ってみる。
私が台湾に来るのは今回で13回目なのだが、國史館には入ったことがなかった。(笑)
中にあるのは歴代総統の系譜などで、親日的な台湾人の中でも特に親日的な李登辉(李登輝/Lee Teng Hui)総統や、元福岡ダイエーホークスの王貞治監督が再当選の祝辞を贈った陈水扁(陳水扁/Chen
Shui Bian)総統、そして現職の马英九(馬英九/Ma Ying Jeou)総統のことなどが書かれている。
國史館のウェブサイトは中国語しかないが、中でもらえるチラシは日本語と英語があるので、だいたいのことはわかるだろう。
中華民國總統府(Office of the President, Republic of China)は外から写真を撮るだけにして、中正紀念堂(Chiang
Kai-Shek Memorial Hall)へ行ってみる。
途中で中央氣象局(Central Weather Bureau)の前に大きな温度計があったので、見上げてみると摂氏15度しかない。
3月の台湾は晴れていればポカポカ陽気なのだが、雨ではこれも仕方なかろうか。
地図を見ると、この界隈には、ほかにも交通部(Ministry of Transportation and Communications)、法務部(Ministry of Justice)、臺灣高等法院(Taiwan High Court)、財政部(Ministry of Finance)、中央銀行(Central Bank of the Republic of China)といった台湾の中央省庁が集まっているので、台湾の心臓部と言えるようだ。
ところで、財政部(Ministry of Finance)といえば、宝くじ(統一發票/touifapiau)を所管している役所だが、今回は3人のうち、誰か当選者が出るだろうか。(2013年2月11日-台湾の買い物のレシート(宝くじ)で三千万円を当てよう)
抽選は5月25日、帰国してから2ヶ月以上後なので、なくしてしまうかもしれないな。(笑)
台北市内観光 | ||||
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中華民國總統府(Office of the President, Republic of China) | 國史館 | |||
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國史館(Academia Historica)(日本語・英語) | 中正紀念堂 | |||
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中正紀念堂(Chiang Kai-Shek Memorial Hall) |
私たちは、中正紀念堂(Chiang Kai-Shek Memorial Hall)へ着いたときには、これ以上観光を続けるのは困難なくらいに気分が落ち込んでいた。
やはり雨が断続的に降り続いているのは気分を滅入らせるには十分なようだ。
正午を過ぎて昼食の時間帯に入っていたことも一因かもしれない。
それでも衛兵が見られるところまで行き、記念写真を撮って帰ってくることだけはできた。(笑)
ただ、衛兵交代の儀式(change of the honor guard)が、午前10時から午後4時までに1時間毎の正時に行われる(参考:よくある質問-ガイドサービス FAQ - Tour Guide Service)ことは知っていたものの、14時の儀式まで残り30分、そこまで何もせずにいられるほど私たちは寛容(!?)な状況ではなかった。
中正紀念堂(Chiang Kai-Shek Memorial Hall)から太平洋SOGO復興館(Pacific SOGO Fuxing)へ行くにはMRT(捷運/Jieyun)の淡水線(Danshui Line)と板南線(Bannan Line)を乗り継いで忠孝復興(Zhongxiao Fuxing)まで行けば、雨に濡れることなしにSOGOへ辿り着くことができるのだが、私たちはそれすら面倒な状況にあったので、迷うことなくタクシーに乗ることにした。
最初は人気店という評判の鼎泰豊(Din Tai Fung)に行くことにしていたのだが、長蛇の列にあっさりと諦め、地下2階からエレベーターに乗って10階へ、そこで見つけたのが新葡苑(Shin Pu Yuan)というわけだ。
目指した店ではなかったが、とりあえず飲茶の昼食を堪能することができた。
昼食を終えた私たちは夕食まで各自別行動にすることにして、私は一旦ホテルへ戻ってから足マッサージ店へ行くことにした。
こういうときは駅近くのホテルというのは非常に便利で、観光のときに持っていた荷物を一式置いて出かけることができるからだ。
目的地は乙米八養生會館(Yimiba Reflexology Center)(地址:台北市中山區長春路62號2樓之1 電話:02-2521-1237)、日本語が通じることと、ちょうど足マッサージ以外にも耳かきをやってもらいたかったので、ここへ行くことにしたのだ。
雨が降り続いていたので、タクシーに乗って行く。
持参したiPhoneを立ち上げて行先を示せばそのまま連れて行ってくれる。
幸いなことに台湾は漢字の国なので、筆談でもiPhoneの画面でも双方がわかるので便利な国の一つだ。
士林夜市(Shilin Night Market) | |
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老攤鐵板燒(Lao Tan Teppanyaki) |
マッサージを終えて帰って来た後、達也さんと松ちゃんの3人で士林夜市(Shilin Night Market)へ出かけることにした。
ここに来て驚いたのは、混雑度がすごくなったこと、かつては中国語しか通じなかったところが、すっかり観光地化して片言の英語や日本語なら問題なく通じるようになっていたことだ。
しばらくの間ここには来ていなかったので、ちょっとしたカルチャーショックを受けた感じだ。
もっとも、こういった傾向は私たちにとってはいいことなので、次回からは夕食の定番訪問地にしてもいいかなと思った。
夕食が終わった後は、お疲れモードの松ちゃんをホテルに残して達也さんと居酒屋の和民へ、意外に西門(Ximen)には飲み屋がなく、探し回って辿りついたのは日本でもお馴染みのチェーン店だった。
日本ではブラック企業の代名詞になっている和民、果たして台湾ではどういう評価なのだろうか。