かじさんとのミニオフ

ゲンティン・ハイランド(Genting Highlands)からクアラルンプール・セントラル駅(KL Sentral station)を経て、クアラルンプール空港(KLIA)へ11時半過ぎに到着するようにする。
机上の計算では十分間に合うつもりが違ったということはたまにあることだが、今回は土曜の朝の出発ということもあってスムーズに事が運んでよかったと思う。
このときは特に意識しなかったが、9時30分発のセントラル駅行きのバスチケットが取れなければ、次が10時発のプドゥラヤ・バス・ターミナル(Puduraya Bus Terminal)行き、結構ギリギリのタイミングだったような気もする。

そして、バンコクのドン・ムアン空港(Don Muang Airport)ではかじさんが待っていてくれることになっている。
彼は私のHSBC香港の口座開設記を読んで、私がバンコクに来る際はオフでもやろうと掲示板に書き込みをしてくれた人だ。
もちろん、お互いに一面識もなく、どこの人だかもわからない同士がバンコクでオフをしようというのは非常に大胆だと思う。
しかも待ち合わせは空港の到着ロビーであり、このときの私は海外で使える携帯を持っておらず（2005年12月の香港オフで石川さんから譲り受けた）、それに、見知らぬ同士ということで携帯電話番号の交換もせず、ただ単に彼がソニーの一眼レフのデジカメを首からぶら下げているとしか言われてなかったのだ。
そして、それだけの情報で空港で落ち合うことができたというのがもっと凄いと思った。

かじさんとの第一回のバンコクオフはこうして始まった。
行った場所はタイスキで有名なコカ(Coca Suki Restaurant)、ここでかじさんの同僚であるWさんと、タイ人スタッフのローズさんと一緒にテーブルを囲んだ。
話を聞くとかじさんたちは日系某有名企業の駐在員らしく、まだしばらくバンコクに滞在の予定とのことだ。
コカの次に行ったのはスクンビット通り595/21番地にあるパブ"Lucky 1"、ここは日本人駐在員御用達の店らしくママたちの日本語も達者だ。
これで少しでもタイ語ができると彼女たちも喜ぶのだろうが、私が話せるのはせいぜい挨拶程度なのが残念だ。
それに旅行者としてバンコクに来て、こうした店に行くことはあまりないだろうから、そういった意味ではいい経験になったような気がする。

かじさんの会社の同僚のローズさん	バンコクの市バス (Bangkok City Bus)
スクンビット通り595/21番地にあるパブ"Lucky 1"