9/9(Sun) | セント・ジュリアンのビーチで海水浴 |
宿泊先 | 佐藤さん宅でのホームステイ |
諸費用 | バス / スリエマ-セントジュリアン: 0.15LM=\40 |
関連サイト | 欧州総合リンク マルタ |
スリエマ(Sliema)からセントジュリアン(St. Julians)までは多くのバスがあり、主なものでも62、64、65、66、68、70、645、652、671とあるので、来たものに乗るという感覚でOKだ。
佐藤さんの自宅からはヴァレッタ(Valletta)まで41のバスで行ってから各地へのバスへ乗り継ぐのが一般的だが、スリエマ(Sliema)へは歩いても行くことができるので、路線によってはその方が便利なのだ。
上の写真がスリエマ・クリーク(Sliema Creek)の風景、海沿いのプロムナードは人々の散歩道に、反対側にはホテル、レストランやカフェ、土産物屋が軒を並べ、1日中観光客で賑わっている。
ここから街中に入って散策するのもいいが、やはり暑い日中は海でのんびりする方がいいだろう。
そこで私はスリエマフェリー(Sliema Ferry)からバスに乗り、セントジュリアン(St.
Julians)まで行くことにした。
座席を右側に陣取り、海を眺めながらのんびりとバス旅を楽しむ。
マルタのバスは元々が、冷房いらずのイギリスのものだから、どんなに暑くても忍の一字だ。
海風に当たりながらなら粋なものだが、無風の状態で乗っていると苦行でしかない。
バスでごとごと揺られて大きな町が見えてしばらくしたところで適当に降りる。
別に当てがあって来たわけではなく、ビーチでもあれば寛げるように用意だけはしてあったので、ぶらぶら歩いて海沿いに行く。
向こう側にドラゴナーラ・パレス・カジノ(Dragonara Palace Casino)を臨むビーチにちらほらと人がいるので、私も彼らに混ざって寛ぐことにする。
地元の人が時間潰しで来ているのか、案外と1人で来ている人が多く、短時間でさっさと帰ってしまうことも多い。
ひとしきり泳いで人間ウォッチングしていると、珍しく東南アジア系のヤツが私に近づいてくる。
それまでは目の前にいた女性の3人組に話しかけていたかと思ったら、どういう風の吹き回しか私のところに来るので思わず警戒する。
「どこから来たのか?」とか「どこに泊まってるのか?」とかいう当たり障りのない会話をした後で、彼は「タイのチェンマイから来て、ヒルトンホテルで働いている」とか言う。
「あそこの女(日本人ではない)に声をかけてくれ」とか言うから「なぜだ?」と聞くと、「オレは英語が苦手だ」と言う。
冗談ではない。
マルタは英語が準公用語で、しかもヒルトンに勤めてるヤツが英語が苦手と言ったら誰だって笑うぞ。
おかげで私はこいつに荷物を取られないかと心配で、海に入ることもできなくなってしまったではないか。
しばらくして自称タイ人が「一緒にビールを飲もう」というからカフェに一緒に行く。
どうせ暇な身だから、次にどんなシチュエーションが来るのか付き合ってもいいと思ったからだ。
ここで私は彼の身の上話を一通り聞かされた後、彼に「オレの家で友達に会わせたい」とか言い出した。
言っておくが、ここは東南アジアではない。
でも彼は自称タイ人なのだ。
これは、ひょっとすると噂の「イカサマ賭博」の誘いなのか?ということが頭をよぎる。
さすがの私も危険信号が頭に点灯しだした。
やばいな、どうやって口実を作って逃げるか?
仕方がない、架空の友人に登場してもらうか。
ヤツはぐずぐず言っていたが、最後は理解できないフリをしてバス停まで行き、止まっていたバスに颯爽と乗り込んで逃げることに成功した。
このバスがどこへ行くかなんて関係ない。
マルタの場合、方向さえ間違わなければ、ほとんどヴァレッタ(Valletta)まで行くのだ。
9/10(Mon) | ゴールデン・ベイで海水浴 |
宿泊先 | 佐藤さん宅でのホームステイ |
諸費用 | バス / スリエマ-ゴールデンベイ: 0.40LM=\110 |
関連サイト | 欧州総合リンク マルタ |
昨日から佐藤さんの家にはTさんという女性が短期語学留学でホームステイをすることになった。
最近ではマルタが英語圏の語学留学先として認知されてきたせいか、2年前に比べるとこういう人が多くなってきているらしい。
佐藤さんがいつまでホームステイを受け入れるかわからないが、相当なオファーがメールで送られてきていると言う。
その中で私が1室を貸切にできたのは本当にラッキーだったと言えよう。
今日はバスに乗って遠出をすることにした。
といっても史跡観光のハイライトであるラバト(Rabat)、イムディーナ(Mdina)は前回来たときに行ってるし、スリーシティ/コットネーラ(The Three Cities/Cottonera)と呼ばれるヴィットリオーザ/ビルグ(Vittoriosa/Birgu)、セングレア/リースラ(Senglea/L-isla)、コスピークワ/バームラ(Cospicua/Bormla)はそれほど興味がなかった。
唯一行きたかった佐藤さんお薦めのハイポジウム(Hal Saflieni Hypogeum)は、ツアーで回るので予約が必要とかで面倒だ。
従って、今日も私は安易にビーチへ向かうのであった。
バスNo. | 主な経由地(Main Trips Route) | 時刻表(Timetable) | |
47 | Valletta-Msida Creek-Birkirkara-Mosta Dome-Skorba and Taz-Zebbiegh Prehistoric Temples-Mgarr-Ghajn Tuffieha-Golden Bay | summer | winter |
652 | Sliema Ferries-Tower Road-St. Julians Bay-Paceville-St. Andrews- Dolphinarium-Coastline Hotel-Qawra-St. Paul's Bay-Pwales Valley-Golden Bay | summer | winter |
行き先はガイドブックに「水が綺麗なことで人気があり、外国人観光客が多い」と書いてあったゴールデン・ベイだ。
要するに地中海リゾートの定番(!?)であるトップレス遭遇率も高いのでは?という期待だ。
残念ながら写真を撮っていないので、ここで紹介することはできないが、マルタにしてはそこそこの遭遇率だったと言えよう。
佐藤さんやトニーさんは、メッリーハ(Mellieha)にもトップレスがいると言っていたが、これだけは行ってみないとわからないことだからね。
少なくとも外国人観光客が多いビーチでないとそれは期待できないことは確かだ。